うつ病の初期症状と見逃しやすいサイン


こんにちは。


香川県で産業カウンセラーとして活動しているしょうごです。


パワハラや職場の人間関係にお悩みの方のメンタルケア、カウンセリングを行っています。




さて、今日は「うつ病の初期症状と見逃しやすいサイン」というテーマでお届けしたいと思います。


ちなみにこの記事は、産業カウンセラーとしての経験と知識に基づいての執筆です。


医学的な診断や治療については、必ず精神科医・心療内科医にご相談ください。


よろしくお願いいたします。




 さて、近年、うつ病に関する社会的認知は高まってきていますが、その初期症状は見逃されやすく、発見が遅れてしまうケースが少なくありません。


私も産業カウンセラーとして多くの方々との関わりの中で、早期発見・早期対応の重要性を実感してきました。


うつ病の代表的な初期サインとしては、以下のようなものがあります。



  1. 睡眠の変化

・寝つきが悪くなる

・朝早く目が覚めてしまう

・疲れているのに眠れない

・休日でも疲れが取れない


2. 食事・体重の変化

・食欲の減退や増加

・体重の急な増減

・食事時間が不規則になる

・食べることへの興味の喪失


3. 気分・感情の変化

・何となく落ち込む時間が増える

・理由のない不安感

・イライラ感が続く

・涙もろくなる


4. 意欲・集中力の変化

・今まで楽しめていたことが楽しめない

・仕事や家事への集中力低下

・決断することが難しくなる

・些細なことで考え込んでしまう



見逃されやすい注意すべきサインも挙げておきます。



  1. 身体症状として現れるケース

・頭痛や肩こりの増加

・胃の不調

・めまいや立ちくらみ

・原因不明の体の痛み


2. 行動の変化として現れるケース

・趣味活動の停止

・SNSの使用頻度の急な変化

・整理整頓が行き届かなくなる

・返信や連絡が遅くなる



職場でよく見られるサインもどうぞ。



1. 仕事面での変化

・ミスの増加

・業務の処理速度の低下

・期限管理が甘くなる

・報告・連絡の遅れ


2. 対人関係での変化

・会議での発言減少

・昼食を一人で取るようになる

※今までは必ず誰かと一緒に食べていた人が、ということです

・雑談を避けるようになる

・表情が硬くなる



早期発見のために、以下のようなことに気を付けてみてください。



1. 変化に気づいたら記録をつける

・症状の種類

・継続期間

・影響の程度


2. 周囲の人に相談する

・信頼できる同僚

・家族や親しい友人

・産業医


3. 専門家への相談を検討する

・かかりつけ医

・精神科医・心療内科医

・カウンセラー



これらの症状がいくつか当てはまる場合でも、必ずしもうつ病とは限りません。


しかし、2週間以上症状が続いている場合は、専門家への相談をお勧めします。


うつ病は早期発見・早期治療が重要です。


一人で抱え込まず、周囲のサポートを受けながら、適切な対処を行うことが回復への近道となります。


 心配な方は、まずは産業医やカウンセラーに相談することから始めてみましょう。


そこから必要に応じて、医療機関の受診につなげていくことができます。



 ※最後に改めて。


本記事の内容は一般的な情報提供を目的としています。


個々の状況は異なりますので、具体的な判断や対応については、必ず専門家(医療機関)にご相談ください。


「まずはカウンセラーに相談してみよう」


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