パワハラってどんな種類があるの？

こんばんは。

香川県で産業カウンセラーとして活動しているしょうごです。

パワハラや職場の人間関係にお悩みの方のメンタルケア・カウンセリングを行っています。

さて、今日はパワハラにはどんな種類があるのか？

それをお伝えしたいと思います。

まず結論から。

典型的なものは、「6つ」

6つです。

パワハラには、6つの典型例があります。

それがこれ。

①精神的な攻撃

②身体的な攻撃

③過大な要求

④過小な要求

⑤人間関係からの切り離し

⑥個の侵害

1つずつ説明していきます。

①精神的な攻撃

→他の人の前で叱責される

→他の人からも見える形で、メールやLINEで攻撃される

→必要以上に長時間、そして執拗に叱られる

②身体的な攻撃

→叩く

→殴る

→蹴る

→道具を使って殴られる（ノート、バインダー、ポスターなど）

③過大な要求

→入ったばかりでまだ何も分からないのに、他の人の仕事まで押し付けられる

④過小な要求

→退職に追い込むために、わざと仕事を与えない

→ドライバーなのに、草むしりだけを命じられる

⑤人間関係からの切り離し

→理由なく1人だけ別室に席を移される

→送別会に出席させない

⑥個の侵害

→交際相手について執拗に聞かれる

→家族の悪口を言われる

→思想信条について執拗に聞かれる

→バッグの中を勝手にあさられる

ただし、ここで注意点があります。

これら6つに当てはまらなければ、パワハラではないのかと言うと、それは違います。

これら6つに当てはまらなくても、パワハラになり得る可能性のあるものはあります。

しかし、それは個別に判断しなければなりません。

すぐに「はい、それはパワハラです」と言い切れるものでもありません。

それぐらい、パワハラの問題というのは、非常に慎重に判断しなければならないんです。

繊細な問題です。

ただ、覚えておいてください。

典型的なものは、6つです。

6つあります。

「パワハラの典型例は、6つ」

覚えておいてくださいね。