HSPなら知っておきたい“繊細さと傷つきやすさの違い”
こんにちは。
香川県で産業カウンセラーとして活動しているしょうごです。
パワハラや職場の人間関係にお悩みの方のメンタルケア、カウンセリングを行っています。
さて、今日は「繊細さと傷つきやすさの違い」
そこを簡単にではありますが、お伝えしたいと思います。
HSPさんなら、知っておきたい内容と言えますね。
※HSP(Highly Sensitive Person)
感受性が高く、刺激(音や光など)に敏感な方を指す言葉
繊細さというのは、物事に対する感受性や敏感さを指します。
周囲の小さな変化や他人の気持ちを察知しやすく、細やかな気配りができる能力でもあります。
芸術や人間関係で役立つと言えるでしょう。
傷つきやすさとは、心がダメージを受けやすい状態や特性を指します。
他人の言葉や態度に過敏に反応し、自己否定や落ち込みに繋がることがあります。
傷つきやすい人は、自分の価値を低く見てしまったり、防衛反応が強くなることがあります。
簡単な例を挙げてみましょう。
・繊細さ
「友だちの声のトーンが少し違うことに気づく」
「周囲の色や音に敏感に反応する」
・傷つきやすさ
「軽い冗談を深刻に受け取ってしまう」
「小さな批判で深く落ち込む」
ざっくり言うなら、繊細さは、外部の情報をよく察知する力。
傷つきやすさは、その情報を自分にネガティブに受け取ってしまう傾向。
そんなふうに言えるかもしれませんね。
繊細さは「気づく力」で、傷つきやすさは「受け止め方の特徴」と言えます。
そういう意味では、HSPだから傷つきやすいというのは、完全な間違いとまでは言い切れませんが、完全に正しいとも言い切れないのです。
繊細さと傷つきやすさは、分けて考えた方が良いと言えるでしょう。
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