職場の人間関係と発達障がいから来る二次障害
おはようございます。
香川県で産業カウンセラーとして活動しているしょうごです。
パワハラや職場の人間関係にお悩みの方のメンタルケア、カウンセリングを行っています。
さて、今日は職場の人間関係と発達障がいから来る二次障害についてお伝えしたいと思います。
職場の人間関係は、多くの人にとってストレスの原因となることがありますよね。
仕事をさぼる人や自己中心的な人、伝え方が攻撃的な人etc.
そういった人たちにストレスを感じることもあるはず。
しかし、発達障がいを抱える方にとっては、もう1つの課題があるんです。
それは、発達障がいの特性が周囲に理解されず、不適切な対応を受けることによる、二次障害としての精神的な問題。
少し詳しく説明していきます。
【発達障がいの特性と職場での影響】
発達障がいには、以下のような特性があります。
・ASD(自閉スペクトラム症)
→コミュニケーションの難しさ
→社会的な暗黙のルールへの理解不足
→環境変化への適応困難など
・ADHD(注意欠如・多動症)
→ミスの多さや締切の管理不足
→衝動的な発言や行動など
・LD(学習障害)
→読み書き計算などが苦手
もちろん、これらの特性が全てではありません。
そこはご注意を。
ただ、これらの特性が職場でのコミュニケーションやチームワークに影響を及ぼす場合があるんです。
周囲の理解不足や誤解などにより、孤立や疎外感を感じることもあります。
【二次障害として現れる精神的な問題】
発達障がいが適切に理解されない環境では、以下のような二次障害が起きる可能性があります。
・うつ病や不安障害
職場での失敗体験や批判的なフィードバックが続くことで、自尊心が低下し、抑うつ状態や過度な不安を引き起こすことがあります。
・適応障害
職場の環境に適応できず、身体的・精神的な不調が現れることがあります。
このように、発達障がいゆえに職場で悩むことがあるんです。
特に職場ではコミュニケーションはもちろん、マルチタスクも求められますしね。
非常に高度な能力が必要です。
「発達障がいから来る二次障害」
ぜひ知っておいてくださいね。
ご本人にとっても、その周囲の方にとっても、非常に重要なことです。
PS.
もし職場の人間関係にお悩みなのであれば、精神的な問題を引き起こす前に、早めのご相談を。
お役に立てることもあるかと思います。
ご相談は、下記のリンク、またはLINEからも受け付けております。
お好きな方をどうぞ。
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