怒りや不安をコントロールするためのテクニック


こんにちは。


香川県で産業カウンセラーとして活動しているしょうごです。


パワハラや職場の人間関係にお悩みの方のメンタルケア・カウンセリングを行っています。



さて、今日は怒りや不安をコントロールするためのテクニックについて、いくつかお伝えしたいと思います。


普段生活していると、怒りや不安、焦りなどを感じ、しんどい思いをすることは、必ずありますからね。


完全にコントロールすることは不可能だとしても、少しでもコントロールできること、またコントロールていると思えること、それはとても大切です。


心身の健康のためにも。



メタ認知

メタ認知とは、自分の感情や思考を客観的に観察する能力のことです。


怒りや不安を感じたとき、その感情に流されずに一歩引いて観察することで、冷静さを取り戻すことができます。


例)

「今、私は非常に怒っている。この怒りは何が原因だろうか?どう対処すれば良いだろうか?」と自問自答してみる。



呼吸法

深呼吸は、ストレスを軽減し、リラックスするための効果的な方法です。


呼吸を整えることで、心拍数が安定し、リラックスした状態を保つことができます。


例)

吸うときに4秒かけて鼻から息を吸い、8秒かけて口からゆっくり息を吐き出す。



マインドフルネス

マインドフルネスは、現在の瞬間に意識を集中させるテクニックです。


過去の出来事や未来の不安に囚われず、今この瞬間に集中することで、心の平静を保つことができます。


例)

座って静かに呼吸に集中する時間を作ります。


雑念が浮かんでも、それを否定せずに再び呼吸に意識を戻すようにしましょう。



自己肯定感の強化

自己肯定感を高めることで、ストレスや不安を感じたときにも前向きな気持ちを保ちやすくなります。


自分自身を肯定する習慣を持つことで、感情のコントロールが以前よりも容易になります。


例)

毎晩寝る前に、今日の自分の良かった点や達成したことを3つ書き出す。

(些細なことでOK)



身体を動かす

身体を動かすことは、気持ちの切り替えに非常に効果的です。

(意識が身体を動かすことに向くため)


定期的に身体を動かすことで、心身のバランスを整え、ストレスを軽減することも可能です。


例)

自宅でできる運動などをYouTubeで検索し、それを日常に取り入れてみましょう。


様々な強度のものがあり、音楽も付いているため、楽しく運動を行うことができます。


シェイプアップにも効果的♪



ネガティブな思考の書き出し

ネガティブな思考の書き出しは、ネガティブな思考や感情を整理するのに役立ちます。


ノートや手帳などに書き出すことで、頭の中の混乱を解消し、冷静になることが可能です。


例)

夜眠る前に、感じている不安や怒りを思いつくまま書き出してみましょう。


自分でも気づかなかった視点に気づくことができます。



ソーシャルサポートの活用

友人や家族などに相談することは、ストレスや不安を軽減するのに役立ちます。


友人や家族にも相談しづらいことは、カウンセラーへの相談がおすすめです。


自分のことを知らないからこそ話せることもありますし、守秘義務があるため安心して話すことが可能です。


例)

話したくないことは、話さなくてもOK。


言える範囲で、どんな感情も否定することなく、信頼できる人に相談してみましょう。


※あなたのことを否定することなく、共感的な姿勢をもって話を聴いてくれる人、安心して話せる人であることが大前提。



このように、怒りや不安をコントロールするためのテクニックは、いろいろあります。


まだまだあります。


ぜひ自分に合うものを取り入れてみてください。


合うもの、できそうなものを実践すればOKです。


あなたの怒りや不安が少しでも楽になることをお祈りしています。

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