不安と上手に付き合う方法


おはようございます。


香川県で産業カウンセラーとして活動しているしょうごです。


パワハラや職場の人間関係にお悩みの方のメンタルケア、カウンセリングを行っています。



突然ですが、みなさんは不安を感じた時どうしていますか?


ただただ不安に襲われ、心がドキドキしたり、どんどん不安が大きくなったりはしていませんか?


もしあなたがそのようなお悩みを抱いているのなら、少しだけお時間をください。


不安と上手に付き合うための方法をお伝えします。



さて、不安と上手に付き合うためには、


不安を “消す” のではなく、“受け入れながら対応する”


そんな視点を持つことが重要です。


以下にカウンセラー目線で具体的なアプローチをいくつかご紹介します。




1. 不安の正体を明確にする

不安が生じた時、その原因や内容を具体的に書き出してみましょう。


“漠然とした不安” をそのまま放置すると、ますます大きく感じることがあります。


以下のような質問を自分に投げかけてみてください。



「今何が心配なのか?」

「その心配が現実になる可能性は、どれくらいあるのか?」

「最悪のケースは、どうなるのか?」



具体化することで、不安を過大評価するのを防ぎ、現実的な対応が見えてきます。



2. 受け入れる姿勢を持つ

不安は自然な感情であり、「無くそう」と思えば思うほど、逆に強くなります。


以下のような考え方を取り入れてみましょう。



・“不安を感じている自分” を責めず、「今そう感じているんだな」と観察する

・不安がある状態でも、できることに目を向ける



これにより、不安が存在していも、行動が制限されにくくなります。



3. 身体を整える

不安が強くなると、身体も緊張します。


そのため、以下のような心身をリラックスさせる方法を取り入れるのがオススメです。



・深呼吸(4秒吸って、6秒吐くなど)

・軽いストレッチや散歩

・十分な睡眠をとる



身体をリラックスさせることで、不安の感情が軽減されやすくなります。



4. 現実的な行動を起こす

不安は、「何もできない」と感じると、さらに強まります。


小さなことで構いません。


できることを実践してみてください。


例えば、以下のようなタスクがあるでしょうか。



・懸念がある問題について情報収集する

・信頼できる人に相談する

・対処が必要なタスクを分解し、少しずつ実践する



行動することで、「不安に流されている」という感覚を軽減できます。



5. 考え方のクセを見直す

認知行動療法の考え方を取り入れ、不安を引き起こしている “思考のクセ” を見つけるのも有効です。


以下のような問いを自分に投げかけてみましょう。



・「絶対失敗する」と決めつけていないか?

・「これができないと全てが終わり」と極端に考えていないか?

・「私が何かしたからだ」といつも決めつけていないか?



そして上記のような思考に気づいたら、



「他にどんな考え方ができるか?」



このように自分に問いかけてみましょう。


不安の強さが和らぐことがあります。



6. 専門家に相談する

自分1人で解決が難しい場合は、我々カウンセラーに相談するのも選択肢です。


不安を共有することで、具体的なアドバイスや心の支えを得られます。


上手に活用してください。




不安を完全に無くすことは難しいですが、“対処可能な感情” として向き合うことで、日々の生活を今よりも少しでも心穏やかに過ごすことが可能です。


取り入れられそうなもの、自分に合いそうなものを取り入れてくださいね。


あなたが少しでも心穏やかな日々を過ごせるよう、心よりお祈りしています。




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