「うつ病と適応障害の違いとは?」分かりやすく解説


こんばんは。


香川県で産業カウンセラーとして活動しているしょうごです。


パワハラや職場の人間関係にお悩みの方のメンタルケア・カウンセリングを行っています。



さて、今日はうつ病と適応障害の違いについて、簡単にご説明いたします。


言っても “医療” の分野ですから。


あまりあれこれ書き連ねるのも違うかなと。


なので、簡単に。



1. 原因の違い

・うつ病

明確な原因が特定できないことが多く、脳内の神経伝達物質のバランスが乱れることが主な要因とされています。


また、性格や遺伝的要因、慢性的なストレスも影響することがあります。


・適応障害

特定の環境や出来事(例:職場のトラブル、引っ越し、離婚など)が原因となり、ストレスに適応できなくなる状態です。


原因が比較的はっきりしているのが特徴です。



2. 症状の違い

・うつ病の症状

・強い気分の落ち込みや無気力感が長期間続く(2週間以上)

・何をしても楽しめない(興味や喜びの喪失)

・睡眠障害(過眠や不眠)

・自分を責める気持ちや死にたいという思い


・適応障害の症状

・ストレスに関連してイライラや不安感が強まる

・職場や学校に行けなくなる

・気分の落ち込みや泣きたくなることがある

・ただし、ストレスの原因が無くなると、症状が改善することが多い



3. 症状の期間や重さの違い

どちらが重いということもありませんが、あえて言うなら、


・うつ病

症状が長期間にわたり、日常生活が困難になるほど重い場合が多いです。


適切な治療が必要で、治療期間が長引くこともあります。


・適応障害

ストレスの原因が取り除かれると、比較的早く症状が改善する場合があります。


ただし、原因が続くと悪化する可能性もあります。



ざっくりですが、このような感じでしょうか。


うつ病、適応障害、ともに早めの相談が重要です。


「最近どうもつらい」


「自分1人では乗り越えられそうにない」


そう感じたら、無理せず我々カウンセラーに相談してください。


もちろん、医療機関の受診も忘れずに。



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